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読書期間:2009年12月13日〜2009年12月19日
作者:小川洋子
出版社:新潮文庫
日本人学校の古本市で買う。
ほんのり感動する物語だ。博士を形容すると、変人だけど嫌なやつではなく、子供を愛する、ちっちゃくて弱々しくて、可哀そうで、守ってあげたいと思う人だ。
博士の興味の対象は数学・数字のみで(病気のせいもあって)世間との関わりは殆どないが、それでも礼儀や子供を思いやる心がある。
数式が随所で出てくるが、わかりやすいし、たまたま登場人物などに関わりのある数字の数学的な意味がなにか運命的なものを考えさせられ、単なる数字の遊びになっていない。
博士はとっても不幸だが、なぜか同情心は起きなかった。これは主人公の私が思いがけずもたらされた博士と自分の息子との生活で幸福感を感じていて、それがこの物語の中心だからだと思う。三人の生活はとっても幸せそうだ。


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Last-modified: 2009-12-18 (Fri) 20:03:58 (UTC+8) (264d) by baishi
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